【部位名称】肩山（かたやま）

肩山（かたやま）は、前身頃と後身頃の境の「輪（わ）」になっているところです。　
身頃の輪の部分で、袖付けと衿付けの間の部分が肩山になります。

肩山（かたやま）

女性の着物は「繰越し」を取って、衣紋を抜いて着ますので、肩山の位置が身体の肩よりも少し後ろに下がります。　「肩山を落として着る」などと言いますが、肩を落とすことで、よりはんなりした着方になるます。

【部位名称】繰越し（くりこし）

繰越し（くりこし）は、女性の着物（襦袢・コート類なども）の衿肩明きの位置を、肩山から少し下げる寸法のことです。　繰越しを付けることで、衣紋を抜きやすくします。 ※衣紋を抜かないで着る男物の着物や子どもの着物には、繰越はとりません。 楽天市場...

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2022.09.10

男性や子どもの着物は、衣紋は抜かずに着付けますので、ほぼほぼ肩の位置が肩山です。

付下げ柄は肩山を基準に柄づけされる

付下げ柄の着物は、肩山や袖山を基準に、柄が上向きになるように柄づけされます。