「乳(ち)」とは、羽織の立衿の際にある『羽織紐を付ける輪っか(ループ)』のことです。
「乳下がり(ちさがり)」とは、肩山から乳までの長さのことです。
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羽織の乳(ち)
羽織紐を取り付ける「小さな紐の輪」のことを乳(ち)と言います。
男性の羽織、女性の羽織、子どもの羽織など、羽織紐を別付けするタイプの羽織にはついています。
男性羽織の乳 と 女性羽織の乳
男性の羽織の乳と、女性の羽織の乳では、乳の環の付け方が違います。
上の写真ではちょっとわかりにくので↓こちらでどうぞ。 衿を返して、裏地側から見た「乳」と思ってくださいね。 女性は上側の紐が手前に乗り、男性は下側の紐が上に乗ります。
表側から見るとわかりませんが、裏から見ると乳の重ね方が違います。
乳に羽織紐を取り付ける際には、「紐の輪・カニ管・S管」等を使います。 羽織紐のページをご覧ください。
>>これから書きます。待っててね。
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