杢目絞り(もくめしぼり)は、絞り染めの技法の一種です。
絞り染めで表された縦ジワが、木目のように見えることから「木目、または杢目」しぼりと呼ばれます。
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布地を一定の間隔でぐし縫いし、糸を絞って不規則なしわを縫いだした状態で浸染しますと、上の写真のような絞り染めとなります。
5~10ミリ間隔で平行に縫い絞ることが多いようですが、間隔・針目の大きさ・布の種類などで、杢目絞りの仕上がりはいろいろです。
着物・長襦袢・九寸名古屋帯などに使用されています。
紬の杢目絞り
部分的に細かな杢目絞りが施された紬の着物(袷)の例です。
※クリックで大きく見れます。
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