バッグなど>数寄屋袋
数寄屋袋は、茶道で使う「帛紗(ふくさ)・懐紙(かいし)・楊枝(ようじ)・扇子」などを入れる小さめのバッグのことです。
とはいえ、茶道限定で使うものでもなく、クラッチバッグのように手持ちバッグとして使ったり、ポーチのように使ったりもできます。
色柄や素材にもよるかと思いますが、和装バッグとしてだけでなく洋服でも使えます。
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数寄屋袋とは
数寄屋袋の「数寄屋(すきや)」とは、茶室のことを意味するそうです。
建築様式に「数寄屋造り」というものがありますが、この数寄屋の語源に通じています。
数寄屋 ( 茶室 )風を取り入れた 住宅 の様式とされる。 語源の「 数寄 」(数奇)とは和歌や茶の湯、生け花など風流を好むことであり( 数寄者 参照)、「数寄屋」は「好みに任せて作った家」といった意味で茶室を意味する。
数寄屋造り – Wikipedia
茶道のお稽古では、数寄屋袋を持って茶室に入ることも多いですが(私が習っていたところはOKでした)、正式な茶席や茶事では、数寄屋袋は持たないそうです。 茶道の道具入れではありますが、あくまでも持ち運び用ということなんですね。
数寄屋袋の素材とサイズ
数寄屋袋には、いろいろな素材のものがあります。
西陣や佐賀錦のような帯地を使ったもの。
縮緬や紬、木綿や綸子といった着物地を使ったもの。
ポリエステルや交織もの、アンティークの古布や海外の布を使ったものなど、さまざまです。
割と簡単に作れる袋物なので、手作りされる方も多いようです。
下の画像の数寄屋袋のサイズは、22㎝X16cmX2.5cm くらいでしたけど。(緑色の方は、それより若干小ぶりです。)
特にサイズに決まりがあるわけでも無いようで、小さいものだと15cm×10.5cmくらいの数寄屋袋もあるようです。
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