【着付け小物】伊達衿（だてえり）・重ね衿（かさねえり）

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伊達衿（だてえり）・重ね衿（かさねえり）とは

着物の衿と半衿の間に挟んで、重ねて着ているように見せる「下着衿」で、伊達衿（だてえり）とも重ね衿（かさねえり）とも言います。　呼び方は違っていても、同じものです。

大正時代まで「礼装用の着物」は、2枚（もしくは3枚）を重ねて着るという着方をしました。　きものを重ね着するのは、着装も用意も大変なので、衿元だけ2枚重ねに見えるようにと簡略化されてった名残です。

ミセスの第一礼装である「留袖」は、比翼（ひよく）として残りましたが。

振袖や訪問着は、伊達衿（重ね衿）として用いられることが、一般的になっています。

伊達衿（だてえり）・重ね衿（かさねえり）について、詳しくは「基本のき」でご紹介していますので、併せてご覧ください。
付け方・きものとの合わせ方なども書いています。