片輪車(かたわぐるま)
源氏車(げんじくるま)の車輪が、半分水(川)に使った文様を「片輪車(かたわぐるま)」と言います。
牛車(ぎっしゃ)の車輪は、木製であったため、乾燥して破損するのを防ぐために、しばらく使用しない時には「外して川に浸けておいた」そうです。
片輪車は、「源氏車」が半分川に浸かっている様子を、文様化したものです。
片輪車の季節
片輪車の紋様は、フォーマルな着物や帯だけでなく、紬や木綿などのカジュアルなものにもよく見られます。
季節は限定されておらず、片輪車自体は通年の柄です。 一緒に描かれた草花に季節感がある場合は、その季節に準じた方が良いでしょう。
仕立てや素材で着る季節が決まります。
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