きもの・帯の柄>器物文様>傘(かさ)・蛇の目傘(じゃのめかさ)
傘柄とは
傘は、直接かぶる笠とは違い「柄のついたもの」をさします。 蛇の目傘・番傘といった和傘がモチーフになっていて、開いた傘・半開きの傘・閉じた傘など、いろいろな状態の傘が絵柄として用いられています。
中には破れ傘なんていうのもあるんですよ。
傘柄の季節
特に文様として季節の限定はされておらず、袷仕立てならば袷の時期に。 浴衣ならば盛夏に・・・・・・と、仕立てや素材で着る季節が決まります。
柄としては、通年の柄です。
こちらは「絹紅梅(盛夏用)」の薄物着物です。
傘柄が使われる着物
傘柄の雨コートは、洒落てますよね。
傘の柄は、雨コートの他にも、着物・帯・鼻緒などにも使われています。
紬地の織の着物もありますし。小紋染めの着物もあれば、フォーマルな訪問着もあります。
傘柄の長襦袢も素敵ですね。
傘紋とは
傘紋は、柄ではなくて「家紋」です。