着物>晴れ着・晴着(はれぎ)
晴れ着・晴着(はれぎ)とは
晴れ着(はれぎ)は、表だった場、晴れの日に着る衣装(衣服)のことです。 晴れ着とも晴着とも書きます。
礼装・正装、式服・盛装など、晴れの日や晴れ舞台で着るきもの。
洋装でも、発表会や授賞式などの晴れがましい日に着る衣装を「晴れ着」と呼んだりしますので、和服に限った言葉ではないですが、成人式の振袖や紋付袴、卒業式の袴、七五三の衣装など、人生の節目となるお祝いの日に着る和服をさすことが多いです。
晴れの日とは
晴れの日の『晴れ』とは、お天気でいうところの「晴れ=晴天」ではなくて、「晴れがましい=華やかで、堂々と誇らしげ」という意味となります。 そうした晴れの日に着るから「晴れ着」なのですね。
もともと「晴れの日」は、お正月やお盆といった節目の日や神事(祭り)の日であったことから、年中行事や儀礼で着る衣装も「晴れ衣裳=晴れ着」と呼ぶことがあります。
お正月のよそゆき用の和服や、お節句で着る祝い着などです。
そういえば、節分の豆まきでも、著名人が黒紋付や裃姿で登場しますね。
花嫁衣装や神事の上衣「小忌衣(おみごろも)」も、晴れ着の類であるようです。
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