【柄】燕(つばめ)

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つばめ

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燕(つばめ)とは

燕(つばめ)は、春、暖かくなってくると、東南アジアから海を渡って日本へやってくる渡り鳥です。

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By I, Malene, CC BY 2.5, Link

民家の軒先や駅などの公共施設の梁に巣を作って、子育てをしているのをよく見かけます。 これは、あえて人の出入りの多いところに巣を作り、カラスや蛇などの外敵から、身を守るためなのだそうです。

昔から「燕が巣を作る家は栄える」と言いますし、農家では害虫を食べてくれる益鳥として愛されました。

つがい(夫婦)で子どもを育てることから、子沢山の子育て上手として、安産や縁結びのにも縁起が良いとされ、和服の柄にもよく使われている鳥です。

燕(つばめ)を使用する季節

基本的には、燕が飛来して巣を作るあたりの春~初夏にかけて使われるモチーフと言われています。

植物や花など、別モチーフとの組み合わせも多いため、その場合は、植物や花の季節に準じます。
例えば、花札にある「柳とつばめ」は6月の札です。

その他、縁起の良い菖蒲との組み合わせも多いようです。

燕単体としては、単衣の着物や初夏の帯の柄で使われることが多いようですが、季節限定の素材の場合は、その素材の時期を優先してください。

例えばこちらは↓絽の着物の小紋(燕柄)なので、絽の季節に着ます。(当たり前ですね笑)
燕の小紋

渡り鳥である燕は、秋になると暖かい国へ移動するので、秋や冬には用いません。

「ひゅーるりーひゅーるりらら」と、まれに日本で冬を越す越冬ツバメもいるようですが、和服のモチーフとして冬の燕が使われることは無いように思います。

燕絣(つばめかすり)

ツバメ絣と呼ばれる、鳥(トゥィグヮー)の形の絣模様があります。
トゥィグヮー

久米島紬・琉球紬や琉球上布の他、ウールや浴衣にも用いられている絣模様です。

織り柄(織文様)としての季節的な限定はありませんので、つばめ絣も素材の季節に準じます。

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