着物>着物の種類>一つ身(ひとつみ)
一つ身とは
ひとつみとは、赤ちゃん~2歳・3歳くらいまでの幼児用の着物のことです。
背中に背縫いをとらず、反物幅で後身頃を取って仕立てるので、「小裁ち(こだち)」とも言います。
一つ身の揚げ
下の写真の着物は、既に腰上げが上がっていたため、あえて解かずにそのまま使用しておりますが。 赤ちゃんのうちは揚げをしないで、そのまま着せて構いません。
初節句の記念の撮影でしたから、帯の代わりに濃ピンク色の抱え帯(しごき)を巻いていますけど。 付け紐を結んで、帯はしなくても大丈夫です。
1人で歩けるくらいになったら、腰上げ・肩上げをしてサイズを合せて、兵児帯を結んであげると良いです。
冬場であれば、おでんち(ちゃんちゃんこ)を着ても可愛いです。
写真の男の子は、3歳なので、腰上げを全部おろして、身丈の長さがピッタリでした。 肩揚げも外して、裄丈もちょうどです。
お祝い着として使えるような柄ゆきの一つ身の着物が1枚あると、お食い初め・初節句・お正月・・・・と、いろいろなシーンで長く使うことができます。
宮参りの一つ身
お宮参りの初着(産着)のことを、一つ身と呼ぶこともあります。 赤ちゃんが着る着物というよりは、赤ちゃんに掛ける着物なので、掛け着とも呼びます。
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