十三参りの男の子。着物と肩揚げについて。
男児が十三参り(じゅうさんまいり)に着る着物と肩上げ。卒業式に着る着物と十三参りの着物について。
十三参りの男の子の羽織はかま
最近では、小学校の卒業式に男児も和服を着るのが流行っている影響からか? 十三参りでも、和服を着る男の子が増えているらしいです。
男子の正礼装である『黒羽二重の五つ紋付に縞袴』は、「和服は着たいけどあまり派手にはしたくない。」という方におすすめです。
色紋付を選ぶ場合は、卒業式ならシックで知的な印象のものが良いと思いますが。
女子同様に十三参りの着物に特に決りはありませんので、色柄に凝ったタイプでも構いません。
■十歳祝い(ととせ祝い・二分の一成人式)の晴れ着ですが、十三参りでも♪
七五三の祝着のような「絵羽織に西陣織の袴」を合わせた衣装では、ちょっと気恥ずかしいという場合には。
■5歳の晴れ着・絵羽羽織に西陣織袴の例
少し渋めの羽織袴というのも大人っぽくて素敵ですね。
■大人っぽい羽織はかまの装い。
※本ページ掲載の着物写真(展示品)は、サローネin日本橋2017・京都染織青年団体協議会さんのブースを 撮らせていただいたものです。
◆友人の息子さんが十三参りの紋付袴を着てくれました。
galleryでご覧ください。
十三参りの羽織・着物の肩上げ
女の子の十三参りは「初めて本裁ちの着物を、肩上げをして着る」というのが一般的ですが、男の子の場合はどうなのでしょう?
現代では男女を問わず「体格が良くなっているため、肩上げをしない場合もある」ということなので、お子さんと着物(羽織)のサイズ感で決めて良いと思います。
肩上げをする場合の「肩上げの仕方(縫い方)」は、「ジュニア男子用紋付の肩上げ」に掲載しましたので、こちらでどうぞ。
男の子が着る羽織・着物の肩上げやり方。
小学校卒業式や十三参りで、男の子が着る羽織・着物の肩上げのやりかた。肩上げ方法。