足袋の手入れ。洗い方・干し方・アイロンがけ等|お祝いの着物

足袋のお手入れ。洗い方や干し方、アイロンのかけ方等。

足袋を履いた後の始末。洗い方・干し方・アイロンの掛け方についてです。クリーニングや収納についても。

足袋の洗濯。洗い方。

足袋を脱いだら、すぐにお水に浸けておきます。 洗うのは翌日で良いので、できれば少量の洗剤を入れておくか、汚れた部位に 石鹸を塗り付けて軽くこすり落としておくと、後で汚れが落ちやすくなります。 ぬるま湯に浸けるとなお良いそうです。

足袋を浸ける

足袋に洗濯石鹸

使用する洗剤は、普通の洗濯用洗剤で構いませんが、液体タイプの方が使いやすいと思っています。

部分洗いする石鹸は、Yシャツの衿洗い用がおすすめです。  普通のブラシや歯ブラシを使っても良いですし、足袋専用のブラシもあります。

◆足袋用ブラシの例

わたしは、FELISSIMO フェリシモ さんの「シリコーンブラシ」を使っていますが。

足袋の汚れ落とし

足袋を履いたまま浴室の床で「ツイストを踊る♪」という方もいらっしゃるそうですよ。

気になる汚れを落とした後は、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗ってください。

洗濯ネット

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足袋の漂白

「塩素系漂白剤を使用しない」と注意書きがある足袋も多いようですが。 

部分洗いしても取れない汚れや、黄ばみが気になる時には、ワタシは漂白剤を使っています。 ただし足袋によっては変色したりしますので、そのあたりは自己責任でお願いします。 また「漂白剤を使った後は日陰に干す」と書いてある 足袋もありましたので、購入時にパッケージをよく確認しておいてください。

洗濯機に入れる前に使う「シミ落とし」で落ちない時や衣類用の漂白剤が無い時には、ワタシはカビキラーを使っちゃいます。(こちらも自己責任でお願いします)

※手が荒れるので、ゴム手袋は必須です。 「まぜるな危険」とある塩素系の洗剤は、酸性系成分(塩酸系洗剤やクエン酸など)と併用すると有毒ガスが 発生するそうなので、ご注意ください。

洗い方は、普通の漂白剤と同じだと思います。 足袋に直接スプレーしてから水をはったタライに浸け置きし、しばらくしたら良く濯いで(場合によっては揉み洗い)、 後は洗濯機で洗ってください。

カビキラーで足袋を洗う

カビキラーのような強い洗剤は、布地を傷めてしまうように思うので、これは最終手段ですけど。 「捨てるにはまだ惜しい」という場合には、ちょっと試してみてください。
足袋裏の汚れは完全に白くはなりませんけど、表の方(外甲・内甲)は結構キレイになりますよ。 (※色柄物とは分けて洗ってくださいね。)

足袋の裏の汚れ落とし

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足袋の干し方

洗濯機で足袋が洗い終わったら、ワタシは数分間だけ乾燥機にかけています。

乾燥機で足袋

Yシャツを干す前にもやっていることですが、乾燥機に入れて少し回すと、ふっくら・細かいシワがなくなって、アイロンをかけなくても良いくらいに、 キレイな仕上がりになります。

◆乾燥機に少しかけた足袋
足袋乾燥機の後

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アイロンいらず。足袋を干す前にする形の整え方

乾燥機を使った場合は、このまま干してOKですが。 乾燥機がない場合や、まだシワが気になる際には、以下のようにして 干す前に足袋のシワを取り、形を整えてから干してください。

1:足袋の底を持って、横方向に引っ張る。(つま先からかかとまで、数回行う)

足袋を伸ばす1

2:足袋の底を持って、縦方向に引っ張る。

足袋のシワ取り2

3:足袋の親指と甲の上部を持って、ナナメに引っ張る。

足袋のシワ取り3

4:足袋の四つ指と甲の上部を持って、ナナメに引っ張る。

足袋のシワ取り4

5:足袋の踵と甲の上部を持って引っ張り、こはぜ部分を整える。

足袋の干し方5

6:足袋の履き込み口を整える。

足袋の履き込み口をキレイにする

※さらにシワを取りたい時には。

手すりのようなものにバシバシたたきつけるようにすると、シワが取れやすくなるそうです。

足袋をたたきつける

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足袋の天日干し

「日陰に干して」と書かれている足袋もありますが。わたしは、晴天時にベランダに干して、日光で乾かしてしまいます。

足袋の天日干し

ピンチでつまんで干す場合には、こはぜ掛けの方を挟んで吊るしてください。

こはぜ掛けの方をつまむ

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足袋のアイロンかけ

上記のようにして、乾かす前にしっかりとシワを伸ばして・形を整えるということをしておけば、 アイロンをかける必要はありません。 足袋に足を入れてしまえば、キレイに伸びて多少のシワはなくなります。

どうしてもシワが気になる時は、以下のようにしてアイロンをかけてみてください。

※ごめんなさい。アイロンについては加筆中です。

足袋をクリーニングに出す場合

足袋のクリーニング代を調べてみたら、500円~1200円くらいの料金でした。

◆足袋のクリーニング 料金の例

ということは、購入時の金額が2000円しないような足袋であれば、クリーニングに出すよりも次回また新しい足袋を買ってしまった方が良いかもしれません。

高級なキャラコ足袋のような場合は、シワシワになったり・縮んでしまったりすると悲しいので、プロに洗ってもらった方が良いですね。

また、刺繍やスワロが付いているような足袋も、自宅では上手に洗うことができませんので、クリーニングに出してください。

綿素材の他、ポリエステル素材・テトロン素材といった化繊の足袋は、洗濯機で洗うことができますが、絹(羽二重)の足袋は専門店に出しましょう。  別珍や麻といったカジュアル用の足袋は、自宅で手洗いすることができます。(※表示をよく確認の上洗ってください。)

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足袋の収納

洗い上がったキレイな足袋は、しわにならないように・折ったりしないで仕舞いましょう。 別の足袋とごちゃ混ぜにならないように、 必ず左右一組にしておいてくださいね。

収納場所に特に気を使う必要はありませんが、長期間仕舞いっぱなしにしておくと、カビが出たり・黄変したり・シミが出たりしますので。  時々は引き出しを開けるなど、風に当てることができる場所がおすすめです。

クリーニングから戻った足袋も、ビニール袋は外しておく方が良いと思います。

着物や帯の上に乗せておくことはしないでください。 アトが付いたりして着物や帯を傷めます。

足袋について

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