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簡単♪ ポチ袋の作り方。
市販のお年玉袋を展開して型紙をとり、ポチ袋を作りました。簡単ですよ~
デザインは、線を引くだけ。グラデーションに塗るだけ。丸を書くだけなど、素朴な感じが可愛いです。 イラスト描いても素敵と思います。
ぽち袋の作り方を動画で
ぽち袋の作り方・手順は動画でどうぞ。
作り方のポイント
- ・型紙を抜く時は、目立たない色で枠線を引く。
- ・チェックやストライプ柄は、線を引いてから型抜きをする。
- ・使用する紙は、糊付けしやすいものを。
- ・糊は付けすぎないこと。乾くと透明になるタイプがおすすめ。
型紙ダウンロード
※お年玉袋など、お手持ちのポチ袋を開いて使用するのもおすすめです。
ぽち袋とは
ぽち袋(ポチ袋)の「ぽち」は、関西の方言での『少しだけ・小さいもの・点』に由来しているのだそうです。
もともとは明治時代に旦那衆が、芸者さんやお店の人に少しばかりの金額を包んで渡す際に使ったことから、「これっぽっち(ご祝儀袋に入れるような金額ではない)」という意味でこう呼ばれるようになったのだとか。
ぽち袋と言うと「お年玉袋」のイメージが強いですけど。
心づけ(チップ)や大入袋のように「少額の金銭」を包むための袋としても使います。
また、ポチ袋の中に入れるものはお金とは限りませんので、根付やお守りなどを入れることもあります。
お年玉袋として使う場合は、渡す相手が高校生だったりしちゃいますと、一万円札をたたんで入れることもしますけど~。 これっぽっち=ポチ袋なので、1万円札を複数枚入れたりはしません。 自分よりも目下の人に、1万円以下の金額を入れる場合に使ってください。
コインを入れて渡す場合は、長辺の短い(正方形に近い)ポチ袋を使うとスマートな感じがします。 角型ポチ袋に、お札を二つ折りで入れることもあるようです。
※お渡しする相手が目上場合で、お金を立て替えていただいた等、金銭をお渡しする必要がある場合には、普通の白や茶の無地封筒を使うのが良いそうです。 お駄賃やおこづかいのイメージがあるため、目上の人にポチ袋は使いません。
ぽち袋の使い方
- ・名前を書く時は、渡す相手の名前を「表・右上」に書く。
- ・名前を書く場合、自分の名前は「裏・左下」に書く。。
- ・表に相手の名前が書けない時は、「裏・右上」に書く。
- ・無理に名前は書かなくて良い。
- ・金額は、書いても書かなくても可。
- ・封はしても・しなくても可。
- ・お札は三つ折にしていれる。
- ・お札の向きは、肖像画を三つ折の内側に入れ、左→右で折る。
右上でそのまま入れる。 - ・コインは、ポチ袋の表側に表を向けて入れる。
■ポチ袋とご祝儀袋。結婚式シーンでの使い分け。
- ・主賓や乾杯の挨拶をお願いした人:御車代=ご祝儀袋。
- ・遠方からのゲスト:御車代=ご祝儀袋。
- ・受付をお願いした友人:御礼=のしや水引が印刷されたポチ袋
- ・スピーチや余興をお願いした人:御礼・寿=のしや水引が印刷されたポチ袋
- ・司会者:御礼・寿=のしや水引が印刷された略式ご祝儀袋。
- ・ウエディングプランナー、介添え人等:御礼・寿・御祝儀=のしや水引が印刷されたポチ袋。金額によっては祝儀袋。
※中に入れる金額によって、使い分けるのが良いようです。
●豪華なご祝儀袋=数万円の場合
●のしや水引が印刷された略式ご祝儀袋=5千円~一万円程度
●のしや水引が印刷されたポチ袋(カジュアル水引ポチ袋)=数千円~5千円程度
会場スタッフ(着付、ヘアメイク、カメラマンなど)への心づけの場合は、御礼・寿・ご祝儀と書くのがオススメなのだとか。 繰り返すことの無いように、 結婚式では「結び切り」タイプの水引を使います。
■寸志・謝儀など。御礼や心づけでの使い分け。
ビジネスシーンの慰労会・歓送迎会などで、上司から部下へ渡す場合は「寸志」です。 花結び(蝶々結び)の水引が印刷された略式の封筒を使います。
目上の方へお渡しする場合には、表書きが「御礼・謝儀・ご挨拶」となります。
旅館で仲居さん等に心づけをお渡しする場合は、ポチ袋でOKです。 かしこまったシーンでなければ、のしや水引のないカジュアルなポチ袋でも良いと思います。 金額的には、1000円~3000円くらいが相場のようです。
結婚式やビジネスシーンなど、改まった場所やきちんとしたシーンでは、市販の祝儀袋(またはポチ袋)を用意した方が良いですが、お友達や甥姪などへの ちょっとした金額や贈り物なら、手作りのポチ袋もお役だちしそうですね。
カジュアルシーンに限定しますが、遊び心で好きなように作れちゃうのがハンドメイドの良いところです。 あれこれ作って楽しんでみてください♪
色えんぴつは、フェリシモさんの「フェリシモ 500色の色えんぴつ TOKYO SEEDS 」です。
※本ページでご紹介している紅白のしや水引は、慶事用のものであり、不祝儀には使えませんので念のため。