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振袖の着付けに必要なもの(振袖着物と長襦袢)
振袖のお支度(着付け)をしてもらう際の振袖着物と長襦袢についてです。
振袖(着物)
新しく誂えた「振袖の着物」は、事前にしつけを外してください。
前撮り時には、しつけのかかったままの振袖を持って来られる方が多くいらっしゃいますが、 しつけはご自身で、愛情をもって丁寧に外すようにしましょう。
ママ振袖・姉振袖等の場合は、早い時期にシミ・汚れ・サイズの確認をして、対応しておいてくださいね。
成人式が間近になって一式を持ち込む際には、変なところに「タタミジワ」が付いていないか?をチェックしておくと良いと思います。
きちんと畳んで付くシワ(折りあと)は全く問題ありませんが、畳み方がまずかったせいでついてしまったシワは、場所によってはとても目立ちます。
自分でアイロンを当てるのが不安な場合には、お店の方に相談すると良いと思いますが、成人式間際は事前準備でてんてこ舞いしていますから、 そんな時にアイロンがけをお願いするのはご迷惑になるので、ご注意ください。
長襦袢(半衿付き・衣紋抜きがあると尚可)
長襦袢の半衿が汚い場合には、新しいものと交換しましょう。 刺繍の無い白半衿でも構いませんが、最近は振袖用の可愛い半衿が たくさんあるので、着物・帯に合わせて選んでください。
半衿をキレイに付けるのは、慣れない方には難しいかもしれません。 半衿を買ったお店、もしくは着付けをしていただくお店でやってもらうと良いと思います。 衣紋抜きも付けていただく ことをお勧めします。
衣紋抜きは、付けなくても良いですが、無いよりはあった方が良いと思います。 衣紋抜きについてはこちらで説明しています。
振袖長襦袢の袂(たもと)
振袖着物と長襦袢の袖丈が合っていない・袖巾が違う・しわがあるなど、着物の振りから襦袢の袂が出てきてしまうことがあります。
そんな時は、袂専用の重りを入れるという方法もありますが。
■楽天市場:つばさ〜きもの用重り〜2本組
わざわざ重りを買わなくても、着物クリップを袂の丸み部分に入れておくと良いです。
長襦袢の袂の内側に入れて軽く襦袢地を挟んでおくと、落とす心配もないですね。 風が強い時など、袂がひらひらするのも防ぐことができます。
少し大きめサイズの着物クリップを入れておけば、お手洗いの際にクリップで袂を帯に挟んでおくこともできますし。 大判スカーフをバッグに入れておけば、 食事をしたり飲み物を飲んだりする際に、スカーフを衣紋(衿の後)で挟んでエプロンのようにも使えるので、便利です。
着物の袖丈と襦袢の袖丈の長さが違って出てしまう時には(襦袢が短いと出やすいです)、襦袢と着物を裏側から安全ピンや糸で留めておくのが良いです。