小学校卒業式の着物と袴に合わせる草履とブーツ。
小学生が袴に合わせて履くブーツや草履は、歩きやすくて子どもらしいものを選びましょう。
小学生が袴に合わせて履くブーツは、ペタンコもしくはヒールが低めで、安定感のあるものが良いですね。
上履きに履きかえるのなら、脱ぎ履きしやすいこともポイントです。
草履の場合は、フォーマルな台(カカト)の高いものではなくて、低い台のカジュアルタイプの草履で構わないと思います。 振袖に合わせるような草履よりも、 小紋や木綿の着物に合わせるタイプの方が、小学生には合うようです。
ジュニア袴のブーツ
小学生の袴のブーツは、レンタルセットのオプションで付けることも可能ですが、購入しても3000円~4000円程度なので、買ってしまってもよいですね。 ご卒業後は、洋服で履いてください。
おすすめは「サイドファスナーの編み上げブーツ」ですが、サイドゴアのようなタイプでも構いません。
歩きやすくて・着脱しやすいことを重視してください。
ジュニア袴の草履
上の写真は、ジュニア袴のレンタルセットに入っていた草履だそうです。
フォーマル用のお草履ではありませんが、上の写真のようなカジュアルなウレタン草履でも構わないと思います。
「刺繍・ウレタン草履」と検索すると、1000円~2000円くらいで可愛い草履がたくさんあります。
◆刺繍・ウレタン草履と探してみました。
ブーツから上ばきに履きかえる場合の袴丈。
小学生卒業式の袴の場合は、上履きに履き替えることがほとんどかと思いますので、上ばきに履き替えやすいかどうか?が大事ですね。
※画像は「上履きアート」を施したベルメゾンネットの上履き の上靴です。
足袋の場合は上履きを履きにくいので、薄手の足袋を選ぶという手もありますが、寒い時期に足袋一枚というのは案外つま先が冷えるものなので、 ブーツ+タイツの方がおすすめです。
ブーツから上履きに履きかえるなら、袴の丈はキモチ長めにしておいた方が卒業証書の授与で壇上に上がった際に、格好よく見える気がします。
「袴を踏んで転んでしまったお子さんがいて、翌年から和服着用が中止になった小学校がある」という話もありますので、 あまり長くするのも危険ですけど。 ブーツを履くからといって、短すぎないようにしてください。
◆ブーツ丈と上履き丈を意識した長さの違いのイメージ画像です。
※ほんの数センチの違いですが、履きかえる場合には、着付師さんに伝えておくと良いと思います。
併せてこちらもご覧ください。
卒業式で着ける袴。袴丈が長い・短い時の微調整について。
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袴のブーツ。タイツや靴下
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ジュニア袴雨の日の足元
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